テスト

下記に朝日杯連覇の記事が公開されています。 このブログで一部を転載してみました。

ビデオのサイズ変更と初期設定に関して自動開始でないようにする方法が分かりませんでした・・・

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過去に全棋士参加棋戦で連覇した棋士を調べてみた!

羽生九段の偉業が凄いが、藤井聡太七段は16歳にして早くも全棋士参加トーナメント棋戦の連覇という困難なことをやってのけた。現在の8大タイトル棋戦についても早ければ今年、遅くともあと3年以内には達成するだろうと思われる。棋譜を将棋ソフトで解析してみると他の棋士の解析結果とは明らかに質が違っているのである。疑問手や悪手の割合が少ないのである。現在のトップ棋士である渡辺棋王豊島将之2冠、広瀬竜王、佐藤名人らの棋譜棋譜解析結果と比べても図抜けているのである。そんな内容がよい藤井聡太七段であるがタイトル戦のトーナメントを勝ち抜くのは相当ハードルが高く15歳、16歳では到達しなかった。今年17歳になるのは7月なのでそれまでに棋聖戦の可能性が残ってはいるが果たしてどうなるのであろうか?

<連覇棋士

<全棋士参加トーナメント>
朝日杯  羽生善治 3連覇 藤井聡太
NHK杯 羽生善治 2回  大山康晴 佐藤康光
銀河戦  羽生善治 2回 

<シードプロ12名のみ>
JTプロ 羽生善治 久保利明 森下 卓 谷川浩司 2回 郷田真隆 3連覇

 

digital.asahi.com

 第12回朝日杯将棋オープン戦朝日新聞社主催、ローソン協賛、AbemaTV特別協力)は16日、藤井聡太七段(16)が史上2人目の2連覇を達成して幕を閉じた。決勝ではトップ棋士渡辺明棋王(34)を圧倒し、その強さを改めて印象づけた。

 決勝戦は、現在タイトル戦で快進撃を続けるトップ棋士の渡辺と、前回優勝者藤井の対戦。しかも公式・非公式戦を通して初手合という、今ファンが最も見たい黄金カードとなった。

 対局は午後2時30分、渡辺の先手で始まった。戦型は渡辺が誘導した格好で、互いに雁木(がんぎ)という陣形に組む「相雁木」。ガチガチに守りを固め合うのではなく、攻守のバランスを取りながら戦う、力戦型の戦法だ。藤井は「少し意外だった。できるだけ自然に指そうと思った」という。

記事後半では、朝日杯準決勝と決勝の大盤解説会の様子をノーカット動画でご覧頂けます

 駒組みが頂点に達したところから渡辺は歩を連続で突き捨てて戦端を開き、藤井は堂々と応じた。後から分かったことだが、実は細かいところで渡辺は自分の読みにない手を指されていた。別室で行われた大盤解説会でも佐藤天彦名人(31)は「渡辺さんにしては時間を使っている。意表を突かれたんじゃないですかね」と話していた。

【ノーカット】第12回朝日杯将棋オープン戦 決勝戦大盤解説

 そして迎えたのが図の局面だ。△7六歩▲8八角に続いて藤井が△3四歩と飛車取りに打ったところ。藤井はこの歩を打った瞬間、「銀を打たれたらまずい」と思った。

 それは飛車取りに飛車取りで返す▲7五銀だ。飛車を取り合うと、王手で飛車を打たれた時に、先手は▲6九歩と合駒に歩を打てるが、後手は打てない。飛車の取り合いは後手が不利なのだ。感想戦で藤井は「(先手側は)底歩が利くのが痛すぎる。ちょっと間違えてしまったかなと思いました」と振り返った。実戦は、渡辺が▲3六飛と逃げたので、藤井は△7五銀と打ち、主導権を握った。

 トップ棋士同士の対戦ではいかに自分に有利に組んで相手に力を出させないかが大事で、相撲や柔道の組み手争いに似ている。この将棋は5段目のラインをどちらが支配するかが勝敗を左右した。感想戦で藤井に▲7五銀を指摘された渡辺は「私は読めていなかったが、相手は自分が不利になる変化まで全部読んでいました」と脱帽した。前回の決勝戦では派手な手を見せた藤井だが、今回は地味な折衝でトップ棋士の読みを上回り、力を見せつけた。

 このあと藤井は、手に入れた金を3五に打ち、6三の銀を6四~5五と進出させて渡辺の防衛網を崩し、リードを拡大。最後は渡辺に粘る余地を与えず、午後4時52分、128手で押し切った。快勝だった。

 藤井は「細かいミスはいくつかあったと思うが、落ち着いて指せたかなと思う。去年に続いて結果を残すことができてうれしい」と話した。